いわかん
土に埋めていた草鞋を見に行った。
これが制作と言えるかはわからないけど、
2月の頭、雪が一時解けた頃に草鞋を土に埋めた。
何故かと言われたら、ただの興味本位で。
土に埋めることで土の力を見てみたかった。
藁がいずれ消えて、また、自然の循環の一部になるんじゃないかと思って埋めてみた。
循環を観察したかった。
その時は土が湿っていて、このままもっと雪が積もれば腐ってボロボロになって土に還るんじゃないか?と
変化にワクワクしていた。
それで今、春。
腐る言葉も知らないくらいキラキラした藁、解けない縄。綺麗で丈夫なままだった。
周りにはツクシが生えていて、言ってしまえば草鞋がツクシが生える場所を邪魔していた。申し訳ない…
草鞋を突き破って生えてくる生き物がいたら面白かったのになあ〜。
やっぱりまだまだ観察していきたい。
腐らないことに違和感を感じてきている。
循環する自然と、ただそこに在る腐らない藁。
混じり合う瞬間があるのか、ないのか、楽しみです。
追記
埋めた当時と、今とじゃ、埋めていることに対する理由が一貫してるようで違って、より明確なものになってきてる。
以下が、雪が解けかけの頃(2月下旬かな)に観察したもの。湿っていた。
これらは二月頭の雪のない日に埋めた草鞋。これが初め。
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